トップページ > くじら > くじらの情報 > スクーナーブランド「海のジビエ」 ブランド名の由来
日本人にはあまりなじみのない「ジビエ(gibier)」とはフランス語で、狩りで捕獲した食用の野生動物のことを指します。主に野鳥類と哺乳類に分類され、狩猟民族であった西洋人の食文化はこのジビエによって支えられてきました。現在では多くが狩猟から飼育されるようになっていますが、ジビエは市民の生活に根強く残り、特別な日の「ごちそう」として親しまれています。
鯨肉も古来より様々な国で重要なたんぱく源として食用とされてきました。くじらは海で生息している為、一見魚のようですが、牛や豚と同じ哺乳類です。昔は水産物の流通が整っておらず、内陸に位置する地域では新鮮な魚を食することが難しかった為、鯨肉はお祝い事などで食べられる「ごちそう」として扱われていました。めったに食べられない、贅沢品であり、大切な栄養補給源として重宝されていました。
まさにくじらは「海のジビエ」と呼ぶにふさわしい、市民の生活にとって貴重な食資源なのです。